男って何歳になっても何かあると自分探ししたくなるよなー(笑)
2019年2月に退職して4月1日の初出勤まで50連休と時間があったので、家族を置いてる一人で旅行でも行こうかな、と思いました。幸いにも「今まで頑張ってきたから好きなところ行っておいで」と、めちゃくちゃ優しい言葉を言ってくれたのでチャンスと思い、何処に行こうかのんびりと考えながら主夫をしていました。
退職前に思い描いていたこと
文章を鍛えるために始めたブログを、ベテランの人を真似して毎日2、3本を書きまくり、その合間に掃除、洗濯、料理と完全な主夫になるつもりでした。
いざ休みが始まると…
まったく書く気が起こらないし、内容も浮かばない。最初のやる気はどこへいったのか、次第にダラダラし始めた。
副業を考える
もう一つ思い描いていたことに副業がある。すでに退職しているので副業とは言えないが、普段やらないであろう面白い仕事は無いかな~、とネットを検索してみた。
しかし、面白そうなアルバイトが無く、パチンコ、コンビニばかりで短期の面白い仕事はなかなか無かった。
もし独り身ならリゾートバイトなど、遠い地方で働くのも楽しいだろうな~。
そこで気になっていた便利屋に登録してみようと思いました。便利屋のイメージって、困っている人を助けたり、嫌がることを手伝う事がほとんどだが、仕事をすることで感動も得れるのではないかと思ったからです。
そこで履歴書を持参した先は「お助け本舗」という便利屋です。
メールを送ったらすぐに面接に来てほしいとの返事がきました。
忙しくて面白い仕事あるのかな~、と少しワクワクしてました。
面接でビックリ
最初に給料の話がでました。「給料がなくなるので少し位は稼ぎたいな~」と思っていて、期待していたが見事に裏切られました。1時間労働で3,000円客から貰い、そのうちの1,000円が時給になるそうです。もちろん仕事は近場ばかりはないので交通費が出ますが、一律1,000円でした。
もちろん嫌な仕事は断れば良いのですが、「それって交通費は赤字になるのがほとんどじゃないの?」と思ってしまいました。実際働いている人は定年後の人や週末の副業で、体を動かすのが目的の人も多くいました。このシステムでは、頑張れば稼げるものではありませんでした。
その時点でやる気がなくなってしまいました。
さらに、「依頼がきたらメールします」だって!?、毎日休みなので働きたいのに「これのためにずっと待ってられるか!」
とりあえず登録だけして帰ってきました。(その後依頼のメールは来るものの働くことはありませんでした。)
どこか行くことを考える
2月の真冬、この時期に本州で登山、ソロキャンプはハードルが高すぎだし、車は妻が仕事で使っているからどこにも行けない。
ん!。。。南国?
沖縄本土ではなくあまり行きそうもない南へ行こう!
飛行機で八重山諸島に行こう。それもテントを持って
南国旅行の準備開始
八重山諸島には4か所のキャンプ場があることが分かった。
原付をレンタルして「このどれかに適当に泊まろう」と、適当な計画を立ててしまいました。
最悪、「海岸線のどこでもテントで寝れるだろう」と若者が考えそうなことを、いい年したおっさんが思ってました。
しかし、ググッて甘い考えを反省させられる事実を知りました。
八重山諸島ではキャンプ場以外ではキャンプ禁止!なんです。それもその行為は厳しく非難されるそうです。
本州にいれば、良くないとわかっていても「バレなければいいだろう」と若いころ海岸で、こっそりソロキャンプしてこともありました。もちろんゴミも出さずきれいに使わせてもらいました。
ではなぜ、八重山諸島ではキャンパーが嫌がられるのか?
2000年に波照間島で殺人事件が起きたました。一人で来ていた女性旅行客を強盗、乱暴で殺害された。そして、逮捕者が無職のキャンパーだったことがキャンプ禁止の発端です。
こちらで現地のおばあちゃんに聞いた詳細がありましたのでご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/10122971
そりゃ〜狭い島で起きた事件ですから、よそ者が同じことをしていたら気分は良くないです。
知ってか知らず、それでも野宿する人はいるのです。追い出されたり、殴られることもあったそうです。
そもそもキャンプ場があるにも関わらず、指定した場所以外禁止をしなければならないほど、ルールを無視したキャンパーが増えたことだと思います。
また、神事をおこなう場所に入り込んでキャンプをする人がいたそうで、地元民を怒らせる原因になったことは否めません。
さらに、キャンパーって島にお金をあまり落とさないことも嫌がられる理由で、ゴミは出すのにキャンプして節約されると、島を汚しに来た旅人と思われてしまします。民宿だけでは生活が厳しいひともいるので、完全に私は嫌われ者になってしまいます(笑)
現在キャンプができるのは以下の表になり、私もこの2島で計画を立てることにしました。
禁止されている島 | 禁止されてない島 |
竹富島 | 石垣島 |
小浜島 | 西表島 |
黒島 | |
鳩間島 | |
新城島 | |
波照間島 | |
与那国島 |
ということで登山部だった大学時代のザックを押し入れから引っ張り出してきて最低限必要なものを並べていきました。
一眼レフカメラ、三脚、銀マット、鍋、バーナー、雨具、寝袋、着替え…。
「まだテントも入るんやぞ〰️」まだ買ってないけど
「これ!入らないし、重すぎる( ゚Д゚)」
前日にこれはヤバイぞー
どんな旅行になるのか想像もつかず、楽しめるのか不安だらけです。宿の予約も初日しかしてないからね(>.<)
ちょっとテント買ってくる
ザックに入ってできるだけ軽いテントを求めて近くのモンベルショップへ行きました。
今後は登山でも使えそうで、軽量なものを候補にあげました。次の3つです。
少しでも軽いもの、そして登山でも使うことを想定して「クロノスドーム1型」を購入しました。ただ、軽さ重視で購入したが、1,800円しか変わらないなら2型でも良かったかも
クロノスドーム1型 2.19kg
クロノスドーム2型 2.43kg
ムーンライト1型 2.3kg
モンベル(mont-bell) テント クロノスドーム1型 [1?2人用] スカイブルー 1122490-SKB
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モンベル(mont-bell) テント クロノスドーム2型 [2人用] スカイブルー 1122491-SKB
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準備完了
結局、軽くするためにかなりの荷物を減らしました。綺麗な景色を撮影したいのに、重たいからという理由で一眼レフ📷を置いていくなんて「どうかしてるぜ💢」
楽しめるかどうか分からない不安一杯で準備完了しました。
明日の朝7時30分フライト
早く起きれるかな😅
今になって考えると、いい年したおじさんが登山ザックで南国をブラブラしてたら怪しいわ(笑)、欧米人なら旅人と思われるけど、私はリストラされたおじさんに思われてたかも(・・;)
つづく