仏壇にそっと佇む「おりん」。それは祖父母の代から受け継がれた、いわば家族の歴史の一部。ずっとそこにあるのが当たり前で、特に気にしたことはなかったのですが、ある出来事がきっかけで、その魅力を再発見することになりました。
ホームセンターでの出会い
ふと立ち寄ったホームセンターで、「おりんを磨く布」なるものを発見! パッケージには輝くおりんの写真がドドンと載っていて、
「これで君の仏具も新品同然!」
と言わんばかりのアピール。思わず手に取って、「家のおりんも磨いたらキレイになるかな?」と、気づけば購入していました。
磨く前のおりん、こんな感じ
正直、おりんは「まぁ、こんなものか」と思っていました。素材は真鍮? 銅? いや、そもそも詳しくないのでよく分からない。でも、よく見たらくすんでいて、なんだか錆っぽい…。これはもう、磨くしかない! と決意。
磨き始めたら…あれ?
専用の布でゴシゴシ…あれ? 布ばかり黒くなって、おりんは全然変わらない!? 「え、ピカピカになるんじゃないの!?」と、早くも挫折しそうに。
そこで「ピカール」投入!
金属磨きの救世主「ピカール」を信じて、いざ挑戦!
ちなみに、これ買って無くなるのは いつやねん、て思いますね。まったく減らないよ。
まずは外側から磨いてみると、思った以上にいい感じ。床にタオルを敷いて、おりんをゴシゴシ…。ハンドタオルが真っ黒になって1枚が終わった。全然光らない。
2枚目挑戦!
すると、だんだんとキレイになっていき、3枚目で見違えるような輝きに! 「おぉ、すごい!」とテンションも上がります。
でも、問題は内側。これがまた磨きにくい…。どうしようか悩んだ末、「水+クエン酸」に頼ることに。
数分放置して軽く磨くと、なんとなく汚れが取れた…ような気がする?気のせい?
今回の成果と次の課題
外側はピカピカになったけど、内側は関節が痛くなるのでやめておく結果に。次回は電動工具を試すか、それとも新品を買うか…?
とはいえ、おりんを磨いたことで、中学生以来ですピカールのすごさを実感したのは。
それと、「ピカール ネオ」ってなんやねん!欲しくなるやないか〜!(笑)