実家を整理していると大量の古い切手が出てくることがあります。
2026年現在、買取店では、現在使用されている110円切手などは高く買い取ってくれる一方で、50円切手や60円切手、100円切手などの古い額面は買取率が下がるのではなく、買取不可も増えてきてます。
そこで考えるのが、
「郵便局で現在の切手に交換してから売った方がお得なのでは?」
という方法です。
今回は、交換手数料を考慮した実際の換金率を計算してみました。
前提条件
大阪のチケットセンターで実際に可能な、交換後の切手を額面の80%で売却できると仮定します。
交換手数料は以下の2パターンです。
- 100枚未満:1枚あたり6円
- 100枚以上の大量交換:1枚あたり13円
※2026年6月時点、郵便局での手数料です。
100円切手の場合
手数料6円
- 額面:100円
- 手数料:6円
- 実質コスト:106円
- 売却額:80円
80÷106=75.5%
実質換金率:約75.5%
手数料13円
実質コスト:113円
売却額:80円
80÷113=70.8%
実質換金率:約70.8%
60円切手の場合
手数料6円
実質コスト:66円
売却額:48円
48÷66=72.7%
実質換金率:約72.7%
手数料13円
実質コスト:73円
売却額:48円
48÷73=65.8%
実質換金率:約65.8%
50円切手の場合
手数料6円
実質コスト:56円
売却額:40円
40÷56=71.4%
実質換金率:約71.4%
手数料13円
実質コスト:63円
売却額:40円
40÷63=63.5%
実質換金率:約63.5%
おまけ:20円切手も大量にありました
実は我が家には20円切手も大量にありました。
昔は当たり前に使われていたのでしょうが、今見ると「いつの時代の切手なんだろう?」という感じです。
手数料6円
実質コスト:26円
売却額:16円
16÷26=61.5%
実質換金率:約61.5%
手数料13円
実質コスト:33円
売却額:16円
16÷33=48.5%
実質換金率:約48.5%
ついに換金率50%割れです。
一覧表で比較
| 額面 | 手数料6円 | 手数料13円 |
| 100円切手 | 75.5% | 70.8% |
| 60円切手 | 72.7% | 65.8% |
| 50円切手 | 71.4% | 63.5% |
| 20円切手 | 61.5% | 48.5% |
こうして見ると、額面が低い切手ほど交換手数料の影響が大きいことが分かります。
特に20円切手はなかなか厳しい数字です。
結論
少量なら交換してから売るのもアリです。
しかし実家整理などで何百枚、何千枚と出てきた場合は話が変わります。
切手を数えるのも大変ですし、郵便局で交換する手間もあります。
さらに大量交換になると手数料が上がり、実際の換金率はかなり下がります。
高く売ることを優先するのか、手間を減らすことを優先するのか。
そのバランスを考えて判断するのが良さそうです。
私も大量の切手を前にして計算してみましたが、20円切手の換金率を見た瞬間、
「これ、孫の代まで使い切れないんじゃないか……」
と思わず笑ってしまいました。