我が家は築50年、世界基準から離れたアルミサッシがいくつかあります。結露しやすく水滴が垂れてきて、その水が原因で木枠を腐らせたり、痛める可能性があるため、塗装をして少しでも防ぐ対策を行いました。使用した塗料はオスモカラーで、値段は高いですが、健康にも優しく浸透性で再塗装するときも簡単だろうと思いオスモカラーに決めました。
使用した塗料
下塗りには、防腐効果のある浸透塗料で内部に水が浸透しないようにし、上塗り材で表面保護します。
下塗り:♯1101 エキストラクリアー つや消し
上塗り:♯3332 フロアークリアーエクスプレス 3分つや
なぜこの塗料にしたのか
オスモカラー㈱のアドバイスでは、「窓枠など屋内の木材が濡れても、その後自然乾燥するなら腐食菌が繁殖しないので問題ありません。」と言われましたが、撥水と防腐効果も少しは欲しいから塗装しました。
商品を決めた理由
①下塗り:♯1101 エキストラクリアー つや消し
- 防腐効果のある♯4006ウッドプロテクターの代替品
- ♯3332フロアクリアーエクスプレスの下塗り
②上塗り:♯3332 フロアークリアーエクスプレス 3分つや
- 無垢のフローリングにも塗装できる塗料
窓枠用に検討していたが、塗装好きなので余った塗料を他の木製品に利用しまくります。
塗装前の窓枠
南側の窓
塗装作業
紙やすりで研磨
オスモ担当者に言われたように、紙ヤスリで研磨します。
♯240を使用しました。
下塗り
♯1101 エキストラクリアー つや消しを塗ります。
まるでサラダ油のようにサラサラとした粘度で、刷毛は安いものでも何でもいけます。塗装後の洗浄も洗剤で簡単です。
塗り心地はスゴイです。浸透性塗料をイメージしていましたが、さすがサラサラ塗料だけあってグングン染み込んでいきます。色は濡れた感じです
乾燥後の手触りは、少ししっとり。カサカサに乾いていた木材が生き返りました。
上塗り
♯3332 フロアークリアーエクスプレス 3分つや
フローリングを塗装して失敗した教訓を生かして薄く塗ります。たっぷり塗ってはダメです。乾きが遅くなり2度塗りに時間がかかってしまいます。ベタベタしてゴミなどが上に留まって、そのまま硬化してしまいますので注意!。
カタログでは4時間で2度塗りができるので、その通りに行いました。
使用後の刷毛の洗浄は大変です。ベタベタで手の平も撥水します(笑)
洗浄液で洗ってから中性洗剤で洗いましたが、乾燥するとカチカチになりましたので何度も使用はしたくないです。
匂い
窓枠ぐらいなら匂いは気にならないですが、フローリングの広さは結構匂います。3日くらいは臭くて心配でしたが、完全に収まるので大丈夫です。
塗装前後比較
北側の窓、アルミサッシで結露しやすい素材です。窓枠側面も行いましたが、この木材は昭和40年代建築のままで、最近使用されている柔らかい木では無く硬いです。浸透も遅く色の変化もありませんでした。
自然な色に仕上がってイイ感じです。無垢材の良さが出ています。
ついでに屋内の扉などにも塗装しました。
まるで粉が吹いているような木だったのが、生まれ変わりました。
まとめ
霧吹きで実験しましたが、塗りたてなので撥水は当たり前ですね。
アルミサッシと木の接触部分が心配ですが、また様子見ながらメテナンスしていきます。