令和2年に公共工事品質確保技術者(Ⅱ)資格を受けてきました。保有者数も少なく重要視されていないのですが、資格手当も貰えるので受験しました。試験対策と当日の内容をまとめておきます。
ちなみに合格結果は…… 最後に!(笑)
公共工事品質確保技術者資格試験とは
一般社団法人 全日本建設技術協会により平成20年度より運用を開始され、公共工事の品質確保を目的とし発注機関の事務作業を支援する資格です。
全建は、平成17年4月より施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律(令和元年6月改正、以下「品確法 」という。)」第7条及び第21条に基づき発注関係事務を適切に実施することができる者が育成されることを目的とし て、「公共工事品質確保技術者資格制度」(民間資格)を創設し、平成20年度より運用を開始しました。
本資格制度の創設により、公共工事の発注機関において発注関係事務を実施する職員の資質・能力の向上が図られる とともに、公共工事の発注機関が発注関係事務を適切に実施することができる者を活用する際の支援となることが期待 されます。
建設業にいると技術士、RCCM、土木施工管理1級くらいが目指すところかもしれませんが、合格率が高いにも関わらず管理技術者にもなれるすごい資格です。私の会社でもこれがあれば毎月3,000円手当てが貰えるくらいですから…Σ(・□・;)
そりゃ受けるでしょ!(^_-)-☆
試験までの流れ
書類提出開始
6月1日から書類受付受付開始で、1か月間受け付けています。すべてエクセル、ワードでの作成が可能でとても楽でした。提出内容は下記のものですが、経歴、経験論文は毎年同じなので早めに準備しておくと焦らずに提出できます。
1.業務経歴書
2.業務経験に関する論文
3.公共工事の品質確保についての基礎知識に関する
1.業務経歴書
私は8業務の13年分を書きましたが、細かく書きすぎると面接で説明ができなくなりますので注意です。同じような内容でしたらまとめてしまってもOKです。
2.業務経験に関する論文
業務経歴書にある業務について書きます。ポイントは「品質確保にどう繋がるのか」を意識します。この資格のキーポイントはこれしか無いですから注意しましょう。ちなみに「品質確保とは?」これの意味は調べておきましょう。
3.公共工事の品質確保についての基礎知識に関する
ホームページに資料はそろってます。それを見ながら丸写しで、体裁を整えて書きます。令和2年度は、「令和元年6月に改訂された内容」についてです。
丸写しでも構いませんが、細かく書きすぎると面接で話せなくなりますので注意です。
面接内容
1.業務経歴書
初めから順番に説明できるようにする。ただし、記載した内容を順番に言う程度で良い。しかし、聞かれたら簡単に答えれるようにはしておく。私は順番に説明しただけで終わりました。
2.業務経験に関する論文
1.業務に携わった立場を説明できるようにする。
2.記載内容が「品質にどうつながったのか」が重要!
頑張った、上手く出来た等では無く、それが品質確保にどの様につながりましたか?を答えれるようにする。私が悩んだ質問は「品質確保するとはどういうこと?基準を満たしていたらOKですか?」でした。面接で聞かれると適当なこと言えないし困りました。
3.公共工事の品質確保についての基礎知識に関する
1.品質とは何か?
2.なぜ何回か改正されているのか?
3.改正された背景についての説明
私はこんな事を聞かれました。
ここでも「品質とは?」の質問がありました。即答できませんでした。何となくで答えると減点の恐れがあったからです。先ほどの質問とここでもつながりますので、準備しておいてください。
まとめ
私は2.の業務経験の説明で半分以上時間を費やしてしまいました。何とかなるだろうと準備不足で、書いた内容も忘れてしまった箇所もあり失敗してしまいました。当然ですが、書いたことはすべて答えれて当然にしておきましょう。
結果はっぴょ~!!!
「合格」(拍手)
これで資格手当「Getだぜ!」