ケガの応急処置で、「保冷剤で冷やそう」と思う人、多いですよね。
私も先日、足が腫れていて、ジェルタイプでは弱いので、強めに冷やすつもりで食品用保冷剤を当てたんです。
でも――
これが想像以上に危険なことになるところでした。
調べて分かりました。「絶対に保冷材で体をしないほうが良いです。」やり過ぎて水膨れレベルまでいくと、アザが治らなくなります。
いつの間にか「感覚がない」
最初は「冷たくて効いてるな~」ぐらい。
でもしばらくすると、冷たさをあまり感じなくなってきたんです。
「ちょうどいい温度になったのかな?」「保冷材が温くなったかな?」と思っていたら、それは感覚がマヒしていただけでした。
保冷剤を取ってみたら、
皮膚が真っ白に変色していて、触っても感覚がない、さらに凍結して硬くなっている…。
やっべー!!!
これはもう、凍傷寸前。
保冷剤って、意外と強力!
「氷より冷えが強いだけ」と思われがちですが、
保冷剤の中には-20℃以下になるものもあります。私は冷凍食料品に付いてくる大きい保冷材を使用しました。
しかも、タオルを挟んで当てていたのに、皮膚の表面温度が下がってしまったようです。
もしこのまま気づかずに数十分放置していたら、皮膚が壊死して腐っていたかも、と思うとゾッとします…。
冷やし方の限界に注意!
●皮膚の色をこまめにチェックする
●感覚が鈍くなったらすぐに中止!
気づかないうちに危険ゾーンに突入していることもあります。
まとめ:冷やすなら「氷嚢」が安心!
「保冷剤で軽く冷やしただけなのに…」
そんな油断が、実は一番怖いです。
私のように、感覚がなくなるまで冷やしていたら本当に危なかった。
みなさんも、冷やすときは必ずタオルを挟んで短時間だけ!
そして一番安心なのは、
やっぱり氷嚢(ひょうのう)に氷を入れて冷やす方法。
温度が安定していて、凍傷のリスクも少ないです。
安全第一で、正しい冷却を心がけましょう。