ひろのLIFE

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日本の金利上昇でアメリカの株価が暴落する?


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2025年1月18日、日本の長期金利(10年国債の利回り)が 1.4%に接近しました。このまま上がり続けると、アメリカの株価が大きく下がる可能性があります。日本の金利がアメリカの株に影響を与える理由を自分のためにも整理しておこうと思います。アメリカバブル崩壊を意識するためにも重要かもしれめせん。

長期金利 10年もの国債利回り 一時1.39%まで上昇 | NHK | 金融

 

① そもそも金利が上がるとどうなるの?

金利が上がると、お金を借りるコスト(利息)が増えます。すると、企業や個人が借りにくくなり、経済活動が減速します。そのため、 「金利上昇=景気に悪影響」 となることが多いのです。

 

② なぜ日本の金利がアメリカの株価に影響するの?

日本の大手銀行や保険会社などの 投資家は、アメリカの国債や株にたくさんお金を投資 しています。なぜなら、これまで日本の金利が超低かったため、少しでも利回りの高い海外の資産に投資するほうが得だったからです。さらにNISAやiDeCoの人気もありかなりのお金がアメリカに流れています。

 

しかし、 日本の金利が上がると話が変わります。

 「わざわざリスクのあるアメリカに投資しなくても、日本国内で安全に運用できる」と考えた投資家たちが、 アメリカの国債や株を売り、日本にお金を戻し始める 可能性があります。

 

③ アメリカの国債を売るとどうなる?

日本の投資家が アメリカ国債を売ると、アメリカの金利(長期金利)が上がる ことになります。アメリカの金利が上がると、次のような影響が出ます。

1. アメリカの株価が下がる

株式市場は 、ほとんど金利や為替に影響するため、「金利が低いほど株が買われやすい」 という特徴があります。特に、グーグル、アップルやテスラ、メタのような ハイテク企業の株価は、金利に敏感 です。安い金利でお金を集め事業拡大し、世界中稼いてきました。

 

しかし金利が上がると、これらの株が売られやすくなり、 アメリカの株価が下がる 可能性があります。

2. アメリカの企業が苦しくなる

企業は銀行からお金を借りて成長します。しかし、 金利が上がると借金のコストが増える ので、企業の利益が減り、業績が悪化しやすくなります。

3. アメリカの住宅市場が冷え込む

住宅ローンの金利も上がるので、家を買う人が減り、アメリカの不動産市場が冷え込む可能性があります。

 

④ 「日本の金利上昇 → アメリカ株バブル崩壊」のシナリオとは?

現在、アメリカの株価は歴史的に かなり高い水準 にあります。特に、金利の影響を受けやすいハイテク株が多くの投資家に買われています。

 

「上がりすぎ」と思う人が多くいると思いますが、そんな不安も慣れてきてしまって、将来を考えれば一時的、と思いながら投資しているのてはないか?

 

そこへ 日本の金利上昇が引き金 となり、日本の投資家がアメリカの資産を売り始めると、 米国の長期金利が上昇 → 株価が下落 → パニック売り という流れになりかねません。これが 「米国株バブル崩壊のトリガーを日本が引く」 と言われる理由です。

まとめ

✅ 日本の金利が上がると、日本の投資家がアメリカ国債や株を売る可能性がある。

 ✅ アメリカ国債が売られると、米国の金利が上がる。

 ✅ 金利上昇は株価にマイナス影響を与え、特にハイテク株が下がる。

 ✅ 現在の米国株は割高なので、崩壊の引き金になる可能性がある。

今後、日本の金利がどう動くか、そしてアメリカの株価がどうなるか、しっかりチェックしておくことが大切です!

 

変動金利の住宅ローンも気をつけてなければいけません。リスクを取るから変動で安いのです。少し金利が上がって苦しいのなら、見直さなければいけません。

 

知り合いでローンの限界により、売却した人を知っています。余裕のない家計は人生設計の破壊につながります。節約で気持ちにゆとりを持って生きていきましょう。