ひろのLIFE

40代家族4人でのキャンプ、旅行をメインとして、車メンテナンス/神戸市周辺の情報 / 資産運用を書いています。

フィルムスキャナー「KFS-14DF」で昭和40年ごろのフィルムをデジタル化してみました。

Kenko フィルムスキャナー KFS-14DFST 液晶プロテクターセット 35/110/126フィルム対応 有効画素数1240万画素 5.0インチIPS液晶 SDHCカードスロット USBバスパワー HDMI端子搭載 グレー 005828

実家の押入れに、親が保存しているスライドネガフィルムがある。昭和30年代に撮影されたもので、高温、湿度の影響も受けています。そのため匂いもきつくフィルム自体も溶けているものもあります。正直思いました「これはダメかも…」

また、横にメモ書きがありまして、薬品の調合の内容でした。ひょっとして自分で現像してスライドにしたのかもしれません。

とりあえず余計なお世話ではありますが、処分する前に思い出の写真を確認してもらおうと思い、デジタル化を思い立ちました。

 

購入したのは「Kenko 5型液晶搭載フィルムスキャナー KFS-14DF」

スピーディーに直接読み込むフィルムスキャナー
『Kenko 5型液晶搭載フィルムスキャナー KFS-14DF』は、フィルムを手動でスライドさせることで、スピーディーなスキャニングを実現したフィルムスキャナーで2021年12月に販売されました。

説明書より

 

3種類のフィルム(35mm/110フィルム/126フィルム)を本商品1台でデータ化することができます。


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5インチの大画面液晶を搭載しており、パソコンを使わなくても取り込む写真データを確認しながら、最大1,300万画素/3,100dpiの高解像度でデジタルデータ化します。液晶が大きいのでデジタルフォトフレームとしても使えるほか、HDMIケーブルでテレビにつなげて鑑賞することも可能です。

 

読み込んだデータはSDカードに保存されるため、スキャン後の取り扱いもかんたんで、データはパソコンに取り込んでJPEGデータとして利用できます。

 

フィルムホルダー不要でスキャン効率アップ


本商品は、あらかじめ本体にホルダーをセットして、横からスルスルとフィルムを通しながらスキャンすることができる仕組みです。

フィルムスキャナー ケンコー・トキナー KFS-14DF

スライドフイルムをホルダーに挟みこむ方法でも、時間をかけて作業をすれば良いかな〜と思っていましたが、実際たくさんのフィルムを効率よくデータ化するのは無理です。横からスライド挿入しなければ、早くできません。自動送りできる機械はホルダーにセットする手間がかかります。

 

5インチの大画面液晶を搭載


本商品は、約136×136×94mmのコンパクトな本体に、5インチ(約11×6.2cm)の大画面液晶を搭載したフィルムスキャナーです。

モニターにはテレビに使われる高精細IPSディスプレイを採用しており、取り込む写真データを鮮明に映し出します。差し込み式なので、ネガフィルムに何が写っているかの確認をする際にも使うことが出来ます。

 

35mmフィルム、126フィルム、110フィルムに対応


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本商品では、付属のアタッチメントにより、35mmフィルム/126フィルム/110フィルムのスキャンが可能です。カラーネガ、カラーリバーサル、白黒ネガフィルムに対応します。

今回は35mmフィルムとハーフサイズフイルムをスキャンしました。どちらも全てスライドマウントです。110フィルムと思っていたらハーフサイズフィルムでした。これは後に親に聞いて判明しました。どおりでトリミングが大きい訳でした。

 

最大1,300万画素/3,100dpiの高解像度スキャンが可能


本商品は、1,300万画素のCMOSセンサーが搭載されており、3,100dpiの高解像スキャンに対応します。

スキャン時にはサイズを標準(4,320×2,880)と補間(5,728×3,824)の2種類から選ぶことができるほか、スキャン時の露出と色調(RGB)の設定・変更も可能です。

露出の補正範囲は-2~+2(0.5EVステップ)、色調の補正範囲は-2~+2(0.5EVステップ)です。


スキャン例


データはSDHCカードにダイレクト保存
本商品は、本体背面にSDカードスロットを装備しています。

スキャンしたデータはSDHCカード(別売)に直接保存されるため、パソコンを接続する必要がありません。

本商品のみでスキャンから画像の確認、保存までを行えます。

 


デジタルフォトフレームとしても使える?

本商品は高精細な大型液晶モニターを搭載しているため、SDHCカードに保存した画像を再生すれば、デジタルフォトフレームとしても楽しめるそうです。

でも、こんな大きな物を置くなら、フォトフレームを購入したほうが良いです。画質もフォトフレームより劣ります。

 

HDMIケーブルでテレビにつなげて鑑賞


本商品をHDMIケーブルでテレビにつなぐことで、思い出の写真をテレビの大画面で鑑賞できます。

 

使い方はかんたん


本商品の本体電源を入れてフィルムの種類とサイズを選択し、フィルムを差し込んで色や明るさを設定。

あとはスキャンボタンを押すだけで、スキャンを開始します。

1.モードを選択
電源を入れてモードを選択します。

フィルムスキャン時は一番左のフィルム選択モードに設定してください。

2.フィルムタイプ/サイズを選択
フィルムタイプを選択します(アイコン左から、リバーサル/カラーネガ/白黒ネガ)。

次に、フィルムサイズ(135/126/110)を選択してください。

本体で表示される135アイコンは35mmフィルムのことです。
3.露出やRGBの調整
画面を見ながらスキャン時の露出やRGBを調節します。結構面倒なので何もしなくなりました。

これで設定は完了です。

4.スキャンを開始
スキャンボタンを押してスキャンを開始します。

 

セット内容


本体、マウント用ホルダー、35mmフィルム用アタッチメント、126フィルム用アタッチメント、110フィルム用アタッチメント、USB充電器、USBケーブル、HDMIケーブル、清掃用ブラシ、ブロワー、手袋、取扱説明書


仕様


カラー
KFS-14DF
イメージセンサー 1,300万画素 1/3.06型 CMOS
有効画素数 1,240万画素(35mmフィルム)
焦点距離 f=4.08mm
液晶モニター 5インチ IPS(854×480ピクセル)
内蔵メモリー ユーザー使用領域はありません
外部メモリーカード SDHCメモリーカード:4GB~32GB(別売)
露出補正 9段階
スキャン解像度 3,100dpi
画像形式 JPEG
対応フィルム 35mm/110/126(カラーネガフィルム、カラーリバーサルフィルム、白黒ネガフィルム)
スキャンエリア 35mm:約23×35mm
110:約11.5×15.5mm
126:約25.5×25.5mm
光源 白色LEDバックライト×3個
出入力ポート USB 2.0
電源 USB充電器、USBバスパワー
定格電圧 DC5V
寸法(約) W136×D136×H94mm
質量(約) 300g(付属品を含まず)
セット内容 本体、マウント用ホルダー、35mmフィルム用アタッチメント、126フィルム用アタッチメント、110フィルム用アタッチメント、USB充電器、USBケーブル、HDMIケーブル、清掃用ブラシ、ブロワー、手袋、取扱説明書

 

スキャンの感想


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大量のスライドが箱に入っています。

よく見るネガより色が薄いです。


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溶けてザラザラした感じがします。


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こんなメモがあったので、自分で現像を楽しんでいたのかもしれません(想像です。)
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台紙を測定、縦50mm横50mm
フィルムを測定、縦23mm横34mm
縦16mm横23mm、これはハーフサイズカメラで使用していたそうです。このサイズは少し両端スキャンが切れてしまいました。

高校生の娘にアルバイトとして依頼しました。スキャン自体は1秒ほど、1枚5秒あれば次にいけます。

押してスライドさせていくだけです。古いので映る画面も見にくいです。

スキャンデータ、かなり劣化してます。

スキャンデータ、色が出てないです。

スキャンデータ、かなりキレイなほうです。

スキャンデータ、雰囲気はわかります。

スキャンデータ、色も少し出てます。

 

まとめ

 スキャンスピードですが、スライドフイルム、ネガフィルムで1枚5秒位です。多少の両端が切れるため、モニターを見ながら左右に調整がありますが、押すか引くかですので時間はかかりません。

 画質にこだわり、調整をしたい人は止めておいたほうが良いでしょう。色調整できますが、1枚毎に手間かけれません。また気休め程度の調整です。

 

ただ、2000年頃のネガフイルムをスキャンした画質は、調整しなくてもとても綺麗でした。フィルムにゴミがあるのは諦めましょう。

モニターで見ても細かい所までは分かりません。

1997年北海道1周の旅(懐かし~)

写真なんて自己満足であり、子供に受け継いていくものではないので、デジタル化しても私が見ることはないでしょう。

親が当時にタイムスリップしてもらえたら満足です。

この商品、定価30,000円ですが、メルカリで新品20000円で買っても高く売れます。それだけ皆さん同じことを考えているのでしょう。