ひろのLIFE

40代家族4人でのキャンプ、旅行をメインとして、車メンテナンス/神戸市周辺の情報 / 資産運用を書いています。

電動自転車の3段変速のワイヤーを自分で交換してみた。ワイヤーケーブルを通すのが一苦労…。

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街乗りにおすすめの小径20インチモデル 電動アシスト自転車PAS CITY-Xのギアが故障したため、自分で解決しようとケーブルを買ってきて交換しました。交換したら全く問題なく解決したので自分でやりたい人はケーブルの長さ等参考にしてください。

 

変速ギアのトラブル症状

初期症状は、普段は2速固定で走っているのですが、1速に変えてもすぐにギア変更されずに時間差がでてきました。その後、ギアが固定されたように3速に動かなくなりました。ワイヤーの錆が原因が考えられます。

このトラブルは、グリップシフト(ハンドル回転型の変速)であれば同様の症状があると思います。

解決策

日頃のメンテナンスで、ケーブルにグリス注入していれば長持ちするのでしょうが、ここまできたらDIYでやりたくなったので、部品を買ってきて交換することにしました。

作業内容は下記の2つのどちらかになります。

  1. ワイヤーのみ交換
  2. ワイヤー、ケーブルを交換

1.ワイヤーのみ交換

中のワイヤーだけ抜き取り、新しいワイヤーを入れます。

メリット

ワイヤーの抜き取り、差し込みが簡単です。ケーブルが残っているので、損傷が無ければこれでも良いです。

デメリット
  • ワイヤーの長さの調整が必要であれば、専用の工具が必要です。自転車ワイヤー カッターなどのセットが販売されており、2000円ぐらいになります。めったに使わない工具を買う必要があるのか判断してください。
  • ケーブルセットで購入してもあまり値段が変わらない。どちらも安いです。

2.ワイヤー、ケーブルを交換

メリット
  • ワイヤーの動きも滑らかで、2回目の交換の心配ない無いかも、と思う安心感があります。
  • ケーブルがフレームの外に配線されていれば楽勝です。

 

デメリット
  • 電動自転車は、バッテリー付近の配線がとても狭くなっています。不器用な人やトラブルの対応が出来ない人は手こずります。
  • ケーブルが長い物を購入すると、切断して長さ調整か必要になり、専用工具が必要になる。

 

ケーブル交換開始

ケーブルを外します。
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ケーブルを買うために抜いてから長さを測るつもりでしたが、抜いてしまうと新しいケーブルが入らない心配がありましたので、抜き取らずに、自転車屋で自転車に合う長さを購入しました。

インターネットで調べると、30cmも長いケーブルを買ってそのまま使用した人もいるそうです。どこかでユルユルの状態になっていると思いますが、変速の影響になりますので、標準より+10cm位までが良いのかなと思います。

 

ちなみに私が購入したのはマイナス4cm短い物を出してくれました。純正のサイズは販売して無く、短いけど問題無いと言われたので安心して購入できますが、自分でネットから買うとなると心配です。

 

付いていたのがこちらです。


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購入した商品番号はこちら、長さ1520mmで加工無しで使用できます。

値段800円

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作業方法として3つ考えられます。難関箇所はバッテリーの下、隙間が狭いうえにケーブルを押し込んでも壁にぶつかるため、下に引っ張り出す必要があります。

 

①古いケーブルと新しいケーブルを結び、引っ張って入れ替える予定でした。でも、電気ケーブルが密集しているためスペースが狭い。重ねて止めても厚みが増すのでだめでした。

②インシュロックを先端に取付け、隙間から引っ張り出す。私はこれで成功しました。

③古いケーブルに荷造りヒモを結んで引っ張る。新しいケーブルを荷造りヒモに結んで、もう一度引っ張る。先にこれを試したらよかったかも(^o^)

 

邪魔になるカバーを外します。


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上からの可能性を期待して、バッテリー取付部を外しましたが意味ありませんでした。


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少ししか上がらないので指も入りません。引っ張ると配線がけれそうなので止めましょう。
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フレームの上からケーブルを押していきます。
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下から引き出して、難関のバッテリー下へ、押し込んでいきます。
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この中を探って行きます。根気よく押し込んでいれば、途中までいけますが、正面の壁にぶつかります。そこから下に引っ張り込むのが難しいのです。
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横から指を入れてもケーブルに触れることができても引っ掛けることができないのでダメ。

そこで、インシュロックを先端に取り付け引っ張り出します。こんな感じでヒョロヒョロと出てきたら「ヨッシャー!」

 


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引っ張り出してください。ちなみに先端はこんなかんしでバンドを止めています。
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ケーブルが出てきたら交換はほぼ終わりです。

あとは元に戻すだけです。

 

でもせっかく外したので、パーツクリーナーできれいにして、錆止め潤滑剤をスプレーしておきます。自転車屋に売っていたものです。

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購入したのは「エバーズ」

超・長期防錆剤と書いています。

「超」が付いてますよ!なんか期待できそう。(^o^)

 

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まとめ

普通のママチャリだとケーブルは外に取り付けるので楽勝ですが、電動は難しいてす。店の人が不安そうに聞いて来た意味が分かりました。

「自分でされるのですか?」(・o・;) 

 

人生、自分でやろうと思わないで、お金を出してなんでもやってもらっていたら楽しくないと思います。やれることはチャレンジ!

次回は何をするのでしょうか?楽しみだ〜